外壁塗装の屋根リフォームには「塗り替え」「重ねぶき」「ふき替え」の３種類があります。
屋根の素材や塗料にもよりますが、７年から１０年で塗り替えを行い、１５年から２０年でふき替えというのが大まかなリフォームのサイクルです。
一般的な塗り替え価格はおおよそ５０万から６０万円以下が中心となり、屋根の重ねぶきと言われる工事は１００万円からが多く、１２０万円を超えるとふき替え工事の価格になります。
上記の価格はあくまでも一般的な相場価格なので使う素材によっても価格は異なります。
塗り替えの場合は、金額と耐久性のバランスの良いシリコン系やウレタン系の塗料がよく使われますが、一般的な価格としてウレタン系は３０万から４０万円、シリコン系は３５万円から４０万円程度が目安と言われています。
他に塗り替えで使われる塗料として、アクリル系だと２５万から３５万円、フッ素系は４５万から６５万円程度が目安と言われており、使う塗料によってリフォーム価格に幅があることが分かります。
屋根の形状や素材、塗る回数、機能性塗料の使用有無、足場の組みやすさなどによっても価格が変わりますので確認が必要です。
重ねぶきを行う場合は、金属系の屋根材であるガルバリウム鋼板で重ねぶきを行う場合の相場は１４０万円と言われています。
ふき替えと比較すると工期が短くて廃材も出ないので費用を抑えることができます。
日本瓦を使った屋根で瓦を伸張してふき替えを行う場合は２００万円くらいかかると言われています。
ふき替えとは今ある屋根材を取り除いて新しい屋根材に入れ替えることを言います。
屋根が瓦の場合は重ねぶきができないので、ふき替えを行うことになり、重ねぶきと比較すると下地の補修や廃材の処分費用などがあるため費用は高くなります。
瓦以外のふき替えの場合、スレート系や金属系は１２０万から１８０万円が相場となります。
リフォームの価格はあくまでも相場にすぎないので、実際に屋根のリフォームを行う場合は、自宅の屋根の素材によって値段が変わることを念頭におき、どのくらいの価格なのかを確認した上で検討するのが良いと言えます。
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