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人によっては、音楽を聴くときの状況や気持ちはさまざまだと思います。 私も普段は何気なく聴いている音楽ですが、ときどき音楽がとても心に沁み入ってくることがあります。 それは特に、さみしさを感じているときです。 さみしさ、といってもその理由もまた多様なのですが、例えば誰かと行き違いがあったときや、自分の気持ちがわかってもらえないとき、相手の気持ちがわからないときなど、人との交流においての問題を抱えているときが多いです。 そういうときに音楽を聴くと、とても慰められるのです。 音楽を奏でているのは、もとを辿れば人間です。例え歌ったり奏でているのは機械の音だったとしても、それを動かしているのはひとりの人間であり、そのひとの意思が、こうして今私のもとへ確かに伝わっている、という事実が自分を慰めるのです。 日常において、自分の意思を的確に相手に伝える、ということは困難なことです。 しかし、音楽は時や距離を越えて、それを成し遂げている。そこに私はいつも感銘を受けるのです。

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